ここ何年か、都内の色々な楽器店にお世話になりました。
その中で、沢山の楽器に出会いました。
私自身の音楽性の為に、音楽作りの為に、音楽能力を成長させるために、
もう一台必要と感じていました。
私自身の現在の楽器は、ドイツ製で、Doelling 1912年作です。
弓は、1910年頃の作者不明のフランスのミルクール製です。
去年、新たにドイツ製のKnollのマスターメイドを購入し、その途端、ここ一年で、信じられないほど、音楽表現が良くなりました。
フランス弓は、先端が少々長く、先が細い事もあり、ふらつき、安定性が無い事があり、バランスの取れた安定した弓を探していました。
最初は、フロッグに原因があるのではないかと思い、交換を考えていました。専門家に話を伺うと、先端の内側の扇の長さが2ミリ長く、他のオールドやモダン弓よりも細い事が原因と判明しました。
逆に言うと、それを利用して弾けば良い事が分かり、新しく購入するVNで使用しようと考えています。
予算の関係もあり、新作のイタリアンにするかフランスのモダンにするか迷っていました。
そしてついに、ピンとくる楽器に出会いました。
そうしたら今度は、どんな弓が合うのか・・・。
今までの楽器には、 Doelling , Moennig , Knoll と考えていましたが、
今回の楽器には、ベルギーの弓とフランスの弓が合う事が分かりました。
今の時点で分かる事は、
ドイツのVNには、ドイツの弓が相性が良い事。
新作VNには、新作のベルギーの弓と新作、オールドのフランス弓が相性が良い事。
ドイツのPaesoltは、良いのですが、イマイチでした。
他には、KUHNLAの弟子の17万の弓を使いましたが、全然でした・・・。
やっぱり、楽器には、相性があるんですね。改めて感じました。