本日は、レッスン日でした。本日で3回目になる生徒様のレッスンです。

非常に、一生懸命な生徒様で、私自身も嬉しくなります。

まず、最初に、右手の、弓の、指の体操を致します。この体操が、本当に、習熟するのに年月がかかる体操の１つになります。

親指、人差し指、小指で弓のバランスを取り、残りの薬指と中指を棹に載せる感じです。

アップとダウンの練習の為に、元、先で非常に重要になる、指の屈伸運動を出来るようにする体操になります。

そこに、手首も交えて、柔軟に動かす事が出来る様になる事により、アクセントの付かない返しが出来る様になります。

常に、弓の重さを感じながら、必要最低限の指の重さ、強さ、そして腕の重さ、身体全体を使い、弾ける様にします。

最初は、「弓が重いんだ」という事に気付き、その重みで弾くことに意識を向けさせます。

そうやって、無理な力を入れずに、良い音で弾ける様になるまで練習します。

今日は、G線、D線、A線、E線を何回も繰り返し1弦ずつ練習させ、最後に、肘を中心とする、右手の移弦の練習もしました。

実際に、弾いている時、弓の通り道に注意をはらい、正しい方向性かどうかを意識させます。これも、本当に、難しい事ですが、「私自身が、色々な角度で弾いて、見せながら、実際に生徒様と一緒に弾き、１人で弾かせ」の繰り返しです。

そうやって、少しずつ、吸収して頂いております。

次回は、A　Durの音階を左手だけで行う予定です。右手は、ピッチカートにさせ、美しく響く、「はじき方」を指導しながら、いわゆる右手は、「はじくだけ」だから、左手の指に意識を集中させる事が出来、効率が良いのです。

その状態で、指が落ち着いたら、実際に弓を使い、右手と合わせて、美しい音色で、A　Durの香りを感じ取りながら、歌いこなすのみです。

私自身、これまでにも、色々な生徒様を指導させて頂きましたが、私の考えとしては、生徒様の様子を探り、その時の状態に合わせ、レッスンを進めていこうと考えております。

基本的には、月曜と金曜に、京王線の柴崎教室で午前から夕方まで指導させて頂いております。夕方からは、初台のオペラシティの近くで指導させて頂いております。

ただ今、生徒様を募集しております。　お気軽にお問い合わせ頂ければ幸いです。